そんな感じで、今年もぐだぐだやっていきますのでよろしくお願いします。
さて、一昨日Xbox Oneが世界累計300万台販売したとMicrosoftから発表があった次の日にSONYがPS4が世界累計420万台販売したとのアナウンスがあったわけで、家庭用据え置きゲーム機がこんなに盛り上がるのもものすごく久々な感じがしております。
PS4とXbox Oneの販売台数の差は約120万台、とネットや新聞だけの情報と照らし合わせるとそうなるのだけど、PS4はアメリカのAmazonではまだ在庫切れ、NYのみのデータだけど自分のリサーチではBest BuyやGamestop、Toys r usなどの小売店でも軒並み在庫切れとなっている。SONYビルにあるフラグシップ店のPlay Station Storeにも当然在庫はない。(展示品は恐ろしくいっぱいあるけど)
さて、ではXbox Oneはどうなのか。実際に店舗で確認したところ、マンハッタン中の小売店で普通に買える模様。しかも……
在庫山積み。上の写真はタイムズスクエアのトイザラスと5番街のBest Buy。(2014年1月8日撮影)ディスプレイ用ボックスではなく、ちゃんと製品がつまった箱。うーん、欧米中こんな感じだったら、Xbox Oneの実売数って何台なんざんしょ、って思ってしまう。PS4は欧米亜どこも在庫がはけているので、ほぼ実売420万台と言っても差し支えはないと思う。もしかして、Xbox Oneの実売数はPS4の半分くらいなのでは……。
まだ、我らが日本市場と、最近ゲーム機の規制緩和された中国市場が大規模な市場としては残っている。しかし、Xbox Oneはアメリカ市場にフォーカスを当てたような設計になっている(と思う。少なくとも焦点を当てているケーブルテレビとの連携が、英国や日本のケーブルテレビの事情と大きく異なり、アメリカ以外への戦略としては的外れな印象)
ついでに、ゲームの市場としては大きいはずの日本市場でのXbox360の8年間の累計販売台数は159万台。これはXbox360の世界累計販売台数の約1/50。Microsoftにとっての日本市場でのXbox Oneの展開はかなり厳しい。特に日本人は日本の製品が大好きだ。(というか、日本製以外をあまり信用してないだけな気がする…)まあ、だからまだ発売日未定なんだろうけど。
Xboxの日本市場での失敗の始まりは、初代Xboxの巨大すぎる本体と、初期型の読み込み時のゲームディスクに傷を付ける仕様だったと記憶している。現在ほど日本でいわゆる洋ゲーが一般的ではなかったとか360は死の赤いデスリング事件もあったり。(※私は被害者)今回はさらにゲームとは関係ないところで、Microsoft系のサービスをアメリカ政府が監視(盗聴)していた事が事前に発覚しちゃったりして、Xbox Oneの売りであったカメラ内蔵のKinectが必須という仕様の印象が悪くなったり、499ドルという値段設定や、発表時のゲームディスクのオンライン認証必須の仕様で大ブーイングなどなど。
いろいろ書いてるけど、私は初代からXboxユーザーだよ。(他機種も持ってたけど)応援はしてるのよ。しかし、最近のMicrosoftの社内の連携の取れなさは見ていて悲しくなっては来るし。(Windows Phone8ユーザーにもなんか恩恵ないのかいな)ちょっと前のSONYがそんな印象があったけど、今回はゲームを強く打ち出していきたいのか、うまくやってるように見える。Xperia Play?PSP Go?彼らは犠牲になったのだ…。
SONYといえば、昨日正式発表されたストリーミングサービスのPlay Station Now。これは非常に魅力的。映画や音楽のストリーミングサービスのように、ハードやスペックにとらわれずにどんなゲームでも楽しめるサービスというのは、本当に未来が来た感じがする。(似たようなサービスは実は昔にもあったけど)
ハードではなくてゲームソフトというコンテンツで勝負しようとするSONY、あくまでリビングでの居場所にこだわったXbox One、忘れちゃいけない純粋にゲームの楽しさを追求するTheゲーム機Wii U。似てるようで全く異なる方向性のゲーム機が出そろって、ゲーマーにとっては非常に楽しみな2014年が始まった感じがする。
そんじゃーね!
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