2014年1月29日水曜日

モンハンって海外ではどうなのよ?


モンハン4、未だにプレイしております。人生で230時間もプレイしたタイトルは初めてだよ…… そしてまだ飽きてないという恐ろしさ。(そしてHRのへっぽこさ)
昨年末、CAPCOMから400万本出荷の発表があったり、つい先日に(ほぼ)引き継ぎありのモンスターハンター4Gの発表があったりと、ますます盛り上がりを見せているわけで。


同日に北米でもMonster Hunter 4 Ultimate(※Ultimateは北米でのG)の発表もあった。北米の各大手ゲームサイトでも大々的にニュースになり、公式フォーラムなどでかなりの盛り上がりを見せた。
ほんで、ふと思ったのは、日本以外ではモンハンって結局どうなのよってこと。自分は日本人だから日本でのPSPでの大ブームも知っているし、もはや国民的なゲームであるとの認識である。しかし、日本人のネットの意見では「海外では受けない」というのが定説になってるっぽい節がある。
で、実際はどうなんだろうと思って調べてみた。

英語版Wikipediaによると、「In Japan, the Monster Hunter series is immensely popular, and it has gained a cult following in the United States」とある。「モンスターハンターシリーズは、日本では国民的な人気で、アメリカではカルトなファンに支持されてる」ということらしい。
あと、もともとファンタシースターオンラインのシステムをベースにしている性か、英語圏ではアクションRPGに区分されている。(日本ではハンティングアクション)

そんでどれくらい売れているのか?世界のゲームの売り上げなどを乗っけているVGChartzのデータによると以下の通りである。(※販売時系列順、オンラインゲームのフロンティアは含まない)


・モンスターハンター(PS2//2004)
 日本/28万本、北米/11万本、欧州8万本

・モンスターハンターG (PS2/2005)
 日本/23万本(日本語Wikiだと約30万本)、北米/未発売、欧州/未発売

・モンスターハンターポータブル(PSP/2005)
 日本/103万本、北米/23万本、欧州/2万本

・モンスターハンター2(PS2/2007)
 日本/69万本、北米/未発売、欧州/未発売

・モンスターハンターポータブル2nd (PSP/2007)
 日本/175万本、北米/36万本、欧州/25万本

・モンスターハンターポータブル2nd G(PSP/2008)
 日本/413万本、北米/44万本、欧州/52万本

・モンスターハンターG (Wii/2009)
 日本/25万、北米/未発売、欧州/未発売

・モンスターハンター3(Wii/2009)
 日本/105万本(日本語Wikiだと115万本)、北米/61万本、欧州/38万本

・モンスターハンターポータブル3rd(PSP/2010)
 日本/487万本、北米/未発売、欧州/未発売

・モンスターハンターポータブル3rd HD(PS3/2011)
 日本/50万本、北米/未発売、欧州/未発売

・モンスターハンター3G(3DS/2011)
 日本/195万本、北米/30万本、欧州/20万本

・モンスターハンター3G HD(WiiU/2012)
 日本/22万本、北米/11万本、欧州/11万本

・モンスターハンター4(3DS/2013)
 日本/325万本、北米/未発売、欧州/未発売

こうやってみると、PSPの2ndや2ndGは結構日本以外でも売れているように見える。あと北米、欧州での販売本数がシリーズで最も多いのはWiiのMH3というのは意外だ(といっても2nd Gと僅差ではあるが)。
2nd Gも3も、人口比率の差があるとはいえ、ハーフミリオンなわけだから十分にヒット作なのではないだろうか。
参考までに、PSPでモンハンと双璧を成す(のか??)ハンティングアクションのGod Eater Burstは、日本62万本、北米3万本である。

そもそもゲーム性だって、日本人以外に受けていないわけではない。大手ゲームサイトのレビューでも基本的に評価は高い。
Metascoreでは以下のようになっている。()内はユーザースコア
(Metascoreは100点満点/ユーザースコアは10点満点)
・モンスターハンター 【68】(9.1)
・モンスターハンターポータブル 【71】(8.9)
・モンスターハンターポータブル2nd 【72】(8.8)
・モンスターハンターポータブル2nd G 【81】(8.8)
・モンスターハンター3 【84】(8.8)
・モンスターハンター3G 【79】(8.2)
・モンスターハンター3G HD 【82】(8.2)
(※邦題で表記)

シリーズを重ねるごとに評価が上がっており、ユーザースコアからも根強いファンがいることがわかる。

現在、北米でのパブリッシャーを任天堂が行ってるというのも、日本での戦略とは大きく異なるのかもしれない。さらにいろんなアメリカのイベントでもCAPCOMがモンハンを打ち出していこうとする姿は見て来ているし、北米や欧州ではまだまだ伸びしろがあるという考えなのだと思われる。(写真はコミコン2013NYのモンハンブース)

結局のところ、モンハンは日本以外では受けないのか?という問いには、「そんなことはない」と言えると思う。
本当に面白いゲームは世界共通なのであろう。

こういう風にデータを取るのもなかなか楽しい。またちょびちょびやっていこう。

どうでもいいけど、ニューヨークでも3DSを鞄にいれて出かけると、MH4のプレイヤーとちょくちょくすれちがっている。日本人旅行者やNY在住者だと思われるが、うーむ、おそるべし。

(画像は北米向けクリスマスカード。アイルー、ぜんぜんかわいくない…)


そんじゃーね!

2014年1月24日金曜日

ゲームの操作の話

私が初めてプレイした家庭用ゲームは、友達の家でさせてもらったファミコンだったと記憶している。その後に、親がパチンコの景品か何かでNECのPCエンジンを持って帰ってきたのが家にゲーム機が来た瞬間だった。

ファミコンを模倣したであろうPCエンジンのコントローラでR-TYPEをやり込んだ。
その数年後にPCエンジンが壊れ、念願のファミコンが我が家にくることになるが。その後もスーパーファミコン、セガサターンなど新世代のゲーム機が出るたびに勉強もせずにプレイしてた(ゲームは一日一時間 by高橋名人)。

自分にとってのビデオゲームは家庭用ゲーム機であり、操作はいわゆる十字キーやボタンがついたゲームパッドが当たり前だった。それが今でも自分にとって最も操作しやすい入力装置である。
自分より上の世代や同世代では、アーケードゲームのスティック操作が最適だと思っている人も多いだろうし、もっと古い世代はキーボードだと言うかもしれない。現在でもFPSのゲームではキーボードとマウスが最高の入力装置とされてたりもする。

私は特殊な入力装置も好きである。サターンで出ていた某戦慄のブルーとヴァーチャロンコントローラの組み合わせは最高にマッチしていて、コントローラが壊れるまでプレイした。
それからシミュレーター系のゲームとその操縦桿を模したコントローラにハマり、電車でGOでも専用コントローラ、PSでアーマードコアが出たときには対応してないのにアナログジョイスティックでプレイしてたり。


Xboxで出た『鉄騎』も当然購入した。知らない人に説明すると、2002年にXbox独占でカプコンより発売された、超特大専用コントローラ同梱のロボットシミュレーターゲームである。見た目はどちらかというとコントローラのおまけとしてゲームが付属しているような印象を受けるが…。
ちなみに、このコントローラ、『鉄騎』とオンライン対応の『鉄騎大戦』の2つのゲームにしか対応していない。非常に無謀かつパワフルな商品であった。しかし、この唯一無二のゲーム体験は一生忘れられないものである!(言い過ぎ)。




話は飛ぶが、任天堂は自身がずっと試行錯誤して来た十字キーベースのコントローラから一転、ニンテンドーDSでタッチペン操作、Wiiでリモコン操作というものを提案した。
Wiiのリモコンは普通のゲームパッドにもなるし、ガンシューティングゲーム用の銃型コントローラが前からあったのでそれなりに親しみは感じれたのだけど、DSのタッチペン操作は受け入れられないほど特殊だった。ゲームによってはタッチペン操作だけだったりと、十字キーとボタンで育ってきた者としては感情移入ができなかったのである。

さて、ニンテンドーDSの発売から2年経った時、任天堂がある操作の提案をした。
任天堂製のFPSゲーム『メトロイドプライム:ハンターズ』がそれである。2画面かつスーパーファミコンと同じボタン数しかないDSで、任天堂がFPSを発表した。そして提案した操作はタッチペンでの視点操作であった。
これはキーボードとマウス操作から始まったFPSというジャンルのマウス操作をタッチペンに置き換え、コンシューマー版のゲームパッドでのFPSの操作をフィージョンしたものだ。意外や意外、このタッチペン操作でのエイミングはマウス並みの快適さを実証し、このゲーム以後、同じ操作のFPSタイトルが数多くDSで作られたのだった。(因に『メトロイドプライム:ハンターズ』はDSなのにWiFiによるオンライン対戦とボイスチャットを搭載するという大冒険をしている)




この系列の操作は、3DSの『パルテナの鏡』や、北米でこれから3DSで発売される『MOON CHRONICLES』や『Cult County』、『IronFall』に受け継がれている。(左の画像がMOON、下がIronFall)
自分はタッチ操作が好きではなかったけど、3DSが出た頃にはいつの間にかタッチ操作に違和感は感じなくなっていた。

iPhoneなどのタッチデバイスが生活必需品であったり、それでゲームをやっていたせいで、タッチ操作が自分にとって当たり前になっていたのが大きいと思う。以前のブログでも紹介したEAが出したiOS版のDead SpaceなどTPSやFPSのタッチ操作のゲームもかなり増えていた時代であった。




個人的な感想だと、スマートフォンなどタッチデバイスのゲームは、ゲームパッドで育ってきた自分からすると全く没入感を感じられず、興味を持って購入するもののクリアまでしたのは10本も無かったりする。
しかし今の時代、2歳の子供でもiPadを操作しゲームもする。彼らが大人になる頃には、初めて触ったゲームはタッチデバイスのゲームという世代になるだろうし、彼らが一番没入感を得るゲームはタッチ操作のゲームになっているかもしれない。ゲームパッドが自分にとってそうであったように。

だけど、いろんな操作に特化したゲームデザインはまだまだいっぱいあって、タッチ操作のゲームもジャンルの一つとして棲み分けが生まれて来ているように感じる。アングリーバードがPCやコンシューマーや3DSにも移植されたけど、やはり一番しっくり来る操作はタッチパネルのタッチ操作だし、ストリートファイター4がiPhoneに移植されているけど、十字キーやスティックでの操作が一番操作しやすいは明らかだと思う。

Wii UやPS4やKinect操作のXbox Oneとか、それぞれのハードの特性を活かした操作でのゲーム体験を選ぶ事が出来る現状って、ゲーマーとしては非常に恵まれている時代だと思う。そして、これからもゲームの操作方法ってどんどん変わって行くのだろうし、こりゃ老後までゲームに飽きそうにないね!

そんじゃーね!

(1月24日追記と修正)

2014年1月14日火曜日

ゾンビU(Wii U) レビューのようなもの

そんなわけで、のんびりとプレイしていたゾンビUをクリアしたのでレビューをば。Wii Uのローンチタイトルとして2012年の暮れに発売だったので、非常に今更感があるタイトルである。でも、書いておきたいことがいろいろあったのでまあ許してくださいな。


U、やっちゃいなよ!
寒いギャグを言いたくなるくらい、このゲームはWii Uを触った事無い人に勧めたいゲームだ。まあホラーや多少のグロテスクなものに免疫があるなら、なんだけど。

バイオハザードを始めこれまでのゾンビゲーム達は、ジョージ・A・ロメロのゾンビ三部作など様々なゾンビ映画の影響を受けて来ている。
イギリスのロンドンが舞台のこのゲームは、アメリカ製のゾンビ映画ではなく、何気にイギリス製のゾンビ映画に多大な影響を受けていたりするのが面白い。プレイヤーのデフォルトの武器はクリケットのバット。イギリス(とインド)ではおなじみの国民的スポーツのクリケットだが、それ以外の国民がこのスポーツを観戦すると???で頭がいっぱいになる、そんなスポーツだ。つーか、一試合に何日もかけるなよ、と。

おっと、話が脱線してしまった。このクリケットのバット、実は『ショーン・オブ・ザ・デッド』というイギリス製のコメディゾンビ映画の主人公が使っていたものと一緒。ロンドンとゾンビとクリケットバットといえば主演のサイモン・ペグ!と言っていい程超有名だ!(全俺アンケート結果)同じくロンドンを舞台にした走るゾンビのパイオニア映画『28日後…』などからも影響を受けている…気がする。回復アイテムがチョコバーぽいものやコーラばかりだったりするとことか。(救急キットがメインだからこれは強引か)

因に、開発したのはUBIソフト。UBIソフトはフランスの会社である。そしてフランスは100年戦争するくらい基本的にイギリスが嫌いである(偏見)。なので、劇中ではゲームのナビゲーターであるプレッパーさん(仮名)がエリザベス女王のことをこれでもか!ってくらいにボロクソに言う。ゲーム中は終止イングランド王室の悪口がサウンドトラックになっている勢いだ!(言い過ぎ)さすがフランス産!、と賞賛(?)を贈らざるを得ない。


さて、ゲーム自体の話に移そう。ジャンルとしてはFPSスタイルのサバイバルホラーゲーム。決まった主人公はおらず、操作する人物がやられる度に違う登場人物に変わっていくという珍しいスタイル。といっても、外見や設定が変わるだけで基本性能は一緒。で、死んじゃったキャラクターは死んだ場所でゾンビになって徘徊していて、そいつを倒して所持品を回収する必要があり、その前に死んでしまうと回収が不可能になるというなかなかハードな仕様(しかも通常ゾンビよりやや強い)。一人の主人公でどれだけ長く生き延びれるか、というアーケードゲーム的なノリである。ちゃんとしたストーリーがあるものの、そういうゲームシステムの為に整合性はあまり気にしちゃいけない系。

このゲームの最大の特徴はWiiUゲームパッドを使った操作。劇中のプレッパーさんが作った情報端末としてWiiUゲームパッドが機能する。動体レーダーやアイテムの使用はすべてここで行われる為、操作中はテレビ画面から目を離さなければいけないようになっている。この仕掛けがミソで、その焦りや「志村後ろ!」状態のテレビ画面のキャラクターなど、プレイを見ているだけでも楽しいものになっている。また、ゲームパッド自体を掲げて周辺をサーチしたり(この時はプレイヤーの視点になる)、銃座の使用もジャイロセンサーを使った操作なども、ゲーム世界への没入感を増す材料になっている。(因に周辺を見回すのはジャイロを使わずにアナログスティックで操作することも可能)

武器は初期装備のクリケットバット以外は、弾数がシビアな銃器ばかり。焦って玉を外してばっかいるとあっという間にすっからかん。Call Of DutyやLeft 4 Deadみたいに打ちまくりゲームではなくて、一発のミスが生存率に大きく左右するような一撃必中を求められられるゲームだ。なので、爽快感なんてものは皆無。ラストまで皆無。バイオハザードみたいに、終盤はゾンビ無双!ってはことにはならない。
ゲーム開始からクリアまで、ずっと限界状態で終止ハラハラさせられて非常に精神をすり減らされるのである。だがそれがいい。
残念なことに一番メインで使うことになるクリケットバット攻撃のモーションがワンパターンだったり、敵がほんとにゾンビしかいなかったりでアクションゲームとしては単調だ。そしてゾンビ一体が非常に強大である。二体いっぺんに来たらほぼ死んでしまうレベル。手軽に楽しみたい人には手が出づらいかもしれない。

しかし、この唯一無二の緊張感がゲームを続けるモチベーションになるという、まさに『ホラー』ゲームである。ホラーゲーム好きには、Wii Uの為にデザインされたこのゲームでしか出来ない体験をぜひとも味わってほしい。

もう一回あえて言おう。
U、やっちゃいなよ!

そんじゃーね!



(Wii U、和製ホラーゲームの『零』に非常に最適なハードだと思うのは私だけっすかね)

 

2014年1月13日月曜日

ストリーミングサービスとモバイルゲーム機の相性

先週ラスベガスで開催されたCESにて、SONYがゲームのストリーニングサービスであるPlayStation Nowを発表して話題になったわけだが、2012年にGPU大手のNVIDIAが実はほぼ同じ様なサービスを発表していた。

それがGRIDというサービス。
現在、北カリフォルニア限定でベータテストが行われている。おそらく、ゲームタイトルはNVIDIAのGPUに最適化されているPCゲームが主戦力となっていくと思うので、PS Nowとはやや差別化されたものになりそうだ。

さて、ストリーミングゲームにおいて、最もネックと思われるのがコントローラーだと思う。例えば、ハイスペックなグラフィックのコンシューマーゲームが、タブレットやスマートフォンでも出来るようになっていくだろうが、FPSや3Dアクションゲームで使用するボタンをタッチパネル操作にした場合、まともに操作して遊べるのか疑問である。スマートテレビにはゲームパッドをさせばいいし、PCやPS4はそのままプレイ出来るだろうが、スマートフォンやタブレットなどのモバイル系ではそうはいかない。現状、コンシューマーから移植された、どのスマートフォンのゲームも操作しやすいとは言えないし、スマートフォン用のゲームパッドもあるにはあるが、電話としての利便性を大きく損なうので敷居が高い。その問題への打開策のように、SONYとNVIDIAから似たようなゲームデバイスがすでに発売されている。

それがPS VitaとNVIDIA SHIELDだ。

PS Vitaはご存知の通り、PSPの次世代機として2011年に発売された携帯ゲーム機だ。同年に発売したニンテンドー3DSを遥かに凌駕する高解像度のグラフィックが売りである(しかしネイティブ解像度のゲームは意外と少ない)。
しかし、世界的に残念なくらいに売れていない。



次にNVIDIA SHIELD。2013年に発売されたPS VitaよりもハイスペックなAndroidゲーム機である。SHIELD発売時の売り文句は独自にチューンしたAndroidゲームがプレイ出来るのと、自社GPUであるGTXシリーズ搭載PCからのストリーミングゲーム機能であった。正直、発売時はゲーミングPCのおまけ的な役割とAndroidゲーム機として299ドルというのは、なんと言う無謀な戦略だろうと思ってた。(しかも発売直前まで価格は349ドルだった)
因に、PS Vitaは発売当初は約24980円(Wifiモデル)にメモリーカード代(2200円〜9500円/※ゲームプレイ時には必須)であり、この価格設定や目玉タイトル不足が不振に陥った原因と思われる。

しかし、両ゲーム機とも発売当初はただの携帯ゲーム機+αで売り上げも良いとは言えない状況だが、PS NowとGRIDが本格化して来て状況は変わっていく気配がする。なぜなら、この両ゲーム機とも、ストリーミングゲームの端末として最もと言って良い程に最適だからだ。これらは他に何も買い足したり用意しなくとも、ある程度の速度の無線のネット環境さえあれば、そのままストリーミングゲームがプレイ出来てしまうのだ。PS Vitaは足りないボタンを背面タッチで補う事が可能だし、SHIELDはそもそもフルコントローラーだ。ある程度の無線インターネット環境がある場所なら、旅行先のホテルや帰省先の実家などでも自宅でプレイしていた据え置き機用のゲームやPCゲームがプレイ可能になったり、自宅のベットやソファーで寝ながらプレイなど場所を選ばないのは大きな魅力だ。
特に、大作オンラインゲームなどがこのストリーミングサービスに対応したら、出先でもゲーミングノートPCを持ち歩いているコアなプレイヤーはその必要がなくなるのだ。しかも価格はゲーミングPCよりも遥かに低価格である。

正直遊べるソフトが少なかったこれらのハードは、それぞれのサービスが始まれば他機種の追従を許さないほどのソフトラインナップになると思われる。旧作のゲームにはなるが、据え置き機やゲーミングPCを買うのを躊躇していた層にはとてつもなく魅力的な展開がこれから起ころうとしている。まだ双方β段階であるが、今からサービス開始が非常に待ち遠しい。

因に、すでにdocomoのドコモタブレット用のドラクエXがストリーミングでプレイ出来るし、そのサービスを手がけたUbitusがAndoroidとWin PC用にGame Nowというストリーミングゲームサービスを行っているので、その世界を試しに垣間みることができる。(ソフトラインナップが非常に貧弱すぎてアレだし、発売から1年以上たったWin8にまともに対応してなかったが…)今年のCESにも参加していて、SONYと同じテクノロジーを展示してたのにほとんどニュースとして取り上げられていなかったので、個人ブログだがここに記載しておこう。


そんじゃーね!



2014年1月8日水曜日

NYのPS4とXbox Oneの需要と供給の話とか

新年おめでとう。去年ありがとう。

そんな感じで、今年もぐだぐだやっていきますのでよろしくお願いします。


さて、一昨日Xbox Oneが世界累計300万台販売したとMicrosoftから発表があった次の日にSONYがPS4が世界累計420万台販売したとのアナウンスがあったわけで、家庭用据え置きゲーム機がこんなに盛り上がるのもものすごく久々な感じがしております。

PS4とXbox Oneの販売台数の差は約120万台、とネットや新聞だけの情報と照らし合わせるとそうなるのだけど、PS4はアメリカのAmazonではまだ在庫切れ、NYのみのデータだけど自分のリサーチではBest BuyやGamestop、Toys r usなどの小売店でも軒並み在庫切れとなっている。SONYビルにあるフラグシップ店のPlay Station Storeにも当然在庫はない。(展示品は恐ろしくいっぱいあるけど)
さて、ではXbox Oneはどうなのか。実際に店舗で確認したところ、マンハッタン中の小売店で普通に買える模様。しかも……




在庫山積み。上の写真はタイムズスクエアのトイザラスと5番街のBest Buy。(2014年1月8日撮影)ディスプレイ用ボックスではなく、ちゃんと製品がつまった箱。うーん、欧米中こんな感じだったら、Xbox Oneの実売数って何台なんざんしょ、って思ってしまう。PS4は欧米亜どこも在庫がはけているので、ほぼ実売420万台と言っても差し支えはないと思う。もしかして、Xbox Oneの実売数はPS4の半分くらいなのでは……。

まだ、我らが日本市場と、最近ゲーム機の規制緩和された中国市場が大規模な市場としては残っている。しかし、Xbox Oneはアメリカ市場にフォーカスを当てたような設計になっている(と思う。少なくとも焦点を当てているケーブルテレビとの連携が、英国や日本のケーブルテレビの事情と大きく異なり、アメリカ以外への戦略としては的外れな印象)
ついでに、ゲームの市場としては大きいはずの日本市場でのXbox360の8年間の累計販売台数は159万台。これはXbox360の世界累計販売台数の約1/50。Microsoftにとっての日本市場でのXbox Oneの展開はかなり厳しい。特に日本人は日本の製品が大好きだ。(というか、日本製以外をあまり信用してないだけな気がする…)まあ、だからまだ発売日未定なんだろうけど。

Xboxの日本市場での失敗の始まりは、初代Xboxの巨大すぎる本体と、初期型の読み込み時のゲームディスクに傷を付ける仕様だったと記憶している。現在ほど日本でいわゆる洋ゲーが一般的ではなかったとか360は死の赤いデスリング事件もあったり。(※私は被害者)今回はさらにゲームとは関係ないところで、Microsoft系のサービスをアメリカ政府が監視(盗聴)していた事が事前に発覚しちゃったりして、Xbox Oneの売りであったカメラ内蔵のKinectが必須という仕様の印象が悪くなったり、499ドルという値段設定や、発表時のゲームディスクのオンライン認証必須の仕様で大ブーイングなどなど。

いろいろ書いてるけど、私は初代からXboxユーザーだよ。(他機種も持ってたけど)応援はしてるのよ。しかし、最近のMicrosoftの社内の連携の取れなさは見ていて悲しくなっては来るし。(Windows Phone8ユーザーにもなんか恩恵ないのかいな)ちょっと前のSONYがそんな印象があったけど、今回はゲームを強く打ち出していきたいのか、うまくやってるように見える。Xperia Play?PSP Go?彼らは犠牲になったのだ…。

SONYといえば、昨日正式発表されたストリーミングサービスのPlay Station Now。これは非常に魅力的。映画や音楽のストリーミングサービスのように、ハードやスペックにとらわれずにどんなゲームでも楽しめるサービスというのは、本当に未来が来た感じがする。(似たようなサービスは実は昔にもあったけど)

ハードではなくてゲームソフトというコンテンツで勝負しようとするSONY、あくまでリビングでの居場所にこだわったXbox One、忘れちゃいけない純粋にゲームの楽しさを追求するTheゲーム機Wii U。似てるようで全く異なる方向性のゲーム機が出そろって、ゲーマーにとっては非常に楽しみな2014年が始まった感じがする。


そんじゃーね!