2016年2月6日土曜日

スマホゲーって、いつかプレイできなくなる恐怖が付きまとってるよねって話。

どうも、Shield Tabletが来て以来、Androidのゲームを漁る日々です。といっても、ShieldでプレイするのはPCゲームのストリーミングが主で、あんまAndroidのゲームは熱中してやってないんだけどね。

唯一、ハマってクリアしたのは『Portal』。これはもともとValveのPC向けのタイトルで、Xbox360やPS3でもリリースされてたもの。主観視点のパズルゲーということで、別に興味を持つことなく今まで来たのだが、Android端末ではShieldシリーズにしか対応していないし、セールで激安だったのでベンチマークのつもりで買ってみた。しかし、ゲーム自体は最高に面白くて、ドハマりしてしまったのだ。

何気にSteamコントローラ買ったときにSteam用の『Portal 2』がおまけでついてきてたにもかかわらずインストールすらしてなかったんだけど、Shieldで1をクリアした後に速攻インストールしてクリアしてしまったぜい…。世界観もギミックもメカデザインもブラックジョークな会話も最高すぎた。

そんな感じで、Shieldシリーズには『HalfLife2』『Doom3』といった他のAndroid端末ではプレイできない、ある意味独占タイトルともいえるようなゲームが結構あるんだけど、これらは常にShield用に最適化されているのでなかなか良い。

しかし、AndroidのOSをアップデートするとプレイできなくなったゲームがいくつかあった。欧米のWiiでリリースされて評価の高かったFPSの移植版『Conduit HD』とか。

これはiOSでもよくある話で、前にブログで書いたみたいに『Bioshock』や『Monster Hunter Portable 2G』とか、OSアップデートで対応できずに配信すら終了してしまっている。おんなじことがAndroidではさらに多く、同世代の端末でも機種によってゲームが起動しなかったりというのはザラ。これはOSと端末を一つのラインで扱っているAppleとは違うため当然でなのではあるが。

んで、OSがアップデートすればするほど古いゲームがプレイできなくなってきている。買い切りの結構高いゲームを買ってもいつかプレイできなくなるんじゃないかっていう恐怖が付きまとい始めちゃってる。その点、Shield専用ゲームはNvidiaが常にアップデートしてくれているから他のゲームに比べて安心感はあるのだけど、3DSとかVitaみたいに、なにも考えなくてもずっとプレイできるものではない。

そんな感じで、現在のモバイルゲームは過去のスーファミやプレステのゲームを後生大事に保管するみたいなことは間違いなくできないんだなあと、当たり前のことなんだけど思い知らされる最近でございますよ。どんな買い切りモデルのものでも、オンラインゲームと一緒でお金を払って時間制限のなかでプレイさせてもらってるだけで、決して自分のものにはなってないのかもしれない。それは、スマホゲーはゲームのジャンルではなくて、スマートフォンのアプリというフォーマットを間借りしているみたいな感じにもとらえられる。

ゲームを「作品」だと考えると、本当に自分に刺さった「作品」はずうっと持っておきたいけど、どうしたものか。あらためて、「ゲーム機」って大事な存在なんだなあと気づかされたのであった。

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