2014年3月8日土曜日

バイオハザード4 Ultimate HD Edition レビュー



(※追記有り)
バイオハザード4は、社会人になってゲームから遠ざかっていた自分に、ゲームってやっぱり面白いよねと気づかせてくれたタイトルであり、非常に思い入れがある。この時期にSteamでリリースされるということもあり、折角なのでレビューしてみた。

最初にリリースされたゲームキューブ版はもとより、PS2版、Gクラスタ版、初期PC版、Xbox360版はすでにプレイ済み。Wii版は評判は良かったものの当時はWii本体を所持していなかったので未プレイ。

あとフィーチャーフォン&スマートフォン用にアレンジされたバージョンもプレイ済み。(画像右)


ゲームキューブ版のリリースは2005年1月27日…… 約十年前ですかああそうですか……。当時は1〜3で採用されていた俯瞰視点を廃止し三人称視点となったことでものすごい戸惑いはあったが、いざプレイしてみると操作自体は実は全く一緒だったり、後ろが見えない事による怖さがうまく機能していたりと感心させられたものだ。

さて、2014年2月28日にSteamからリリースされた『biohazard 4 Ultimate HD Edition』は、評判の悪かったPS2ベースの旧PC版とは違い、Wii版をHD化したXbox360版のテクスチャを修正したバージョンである。 PS3と360でリリースされたHD版はフレームレートが30fps固定だったが60fpsが可能に、解像度も公式には1080pしか書かれてないが1440pも可能である。


久々にプレイすると約10年前のゲームとあり古くささは感じるものの、やっぱり面白いしちゃんと怖い。武装兵とか出てくる当たりで怖さが無くなると思いきや、監獄のマップや敵のリヘナラドールとかは十分に怖い。

このバイオ4のリリース前に復習も兼ねて(?)続編の5や、大きく影響を受け成功したDead Spaceをやり直してみたりしたけど、アメリカンなスプラッター演出でホラーゲームとして絶賛されたDead Spaceとは異質の怖さなのだと実感させてくれる。
(右の画像がDead Space)

自分は1440p/60fpsでクリアまでしたが、やはりグラフィックはかなり綺麗に感じる。しかしテクスチャはすべて変えているわけではなく、効果的に一部だけしか変えていなかったのはやや残念。あと60fpsによる滑らかな操作感はまた新鮮である。

だが、現状ではバグが非常に多い。(2014年3月8日現在)細かいものはいくつもあるが特に目立つバグを挙げると、ライフル系の武器をリロードしている間だけなぜかフレームレートが30fpsになる、自分の環境ではマーセナリーズの孤島2のステージで画面のブラックアウトが確実に発生する、など。特にブラックアウトは致命的で、即死攻撃の敵が最初から配置されているこのステージのクリアは今のところ不可能に近い。(いや、意地でやればクリア出来るかもしれないが)
(※3/25追記:不具合はパッチにより修正された)



TPSの草分け的なゲームとしての面白さや怖さは、今でも十分通用すると思うので未プレイの若い世代には是非プレイしてもらいたいものである。(個人的には、バイオ4のTPS視点の原点ってPS2のSIRENなんじゃないの?って思ってたりもするが)

そんじゃーね!





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